因幡薬師(いなばやくし)
(京都府京都市下京区烏丸通松原上ル東側)
因幡薬師境内で、虎の見世物が開かれた。
オウムやインコなど色鮮やかな鳥もおり、
市中で大変な人気となったが、
虎は人が入ったぬいぐるみで、
鳥は染めているとの噂が立ち、
芹沢鴨は隊士数名と共に真偽を確かめに赴いた。
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芹沢鴨が虎の檻の前で脇差を抜くと、
虎が大声で吼えたため、
本物と認めて引き下がったという。
『新撰組遺文』
初出の話で真偽は不明だったが、
高木在中の日記によって、
文久3年9月から1か月以上、見世物興行が催されていたことが判明。
この出来事がきっかけとなり、
佐々木愛次郎とあぐりが結ばれたとされるが、
愛次郎は同年8月に死亡しているので、
2人の恋仲に関しては、この出来事は関係ないとされる。
現在
現在は無病息災(ガン封じ)を願う、
インコ守り
文鳥守り
を扱っているお寺として、
観光スポットとして有名なお寺でもある。
「公式HP」
http://inabado.jp/