円通寺(えんつうじ)
(東京都荒川区南千住1丁目59-11)
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延暦10年(791年)に坂上田村麻呂が開創、曹洞宗。
彰義隊隊士266名の遺体を円通寺の仏磨和尚と、寛永寺御用商人三河屋幸三郎が集めて葬った。
当時、幕軍の法要ができる唯一の場所であったため、
明治40年に帝室博物館から上野の黒門を下賜された。
弾痕が残る黒門は境内に入って左奥にあり、
昭和60年に修復され、荒川区有形文化財となる。
(画像は黒門の弾痕跡)
黒門の建つ一角には戦死墓(彰義隊士墓)や死節の墓があり、
死節の墓の碑文には、
近藤勇、土方歳三のほか、
甲賀源吾、伊庭八郎らの名前が刻まれている。
(画像は順に、甲賀源吾、伊庭八郎)
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また土方の遺体を五稜郭へ運んだという小芝長之助の墓、
榎本武揚、松平太郎、大鳥圭介、永井尚志、荒井郁之助など、
幕軍関係者の20ほどの墓や碑が所狭しと建てられている。
(画像は順に小芝長之助、榎本武揚、松平太郎、大鳥圭介、永井尚志、荒井郁之助)
現住所は、
南千住1丁目59-11で日比谷線南千住駅、都電荒川線三ノ輪橋駅から徒歩10分ほど。
日光街道沿いの金色の観音像と塔が目印になっている。
【南千住にある幕府軍の墓所】円通寺(えんつうじ)【彰義隊戦死墓、黒門】
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