岡村亀太郎(おかむらかめたろう)
(生没年未詳)
元伊勢桑名藩卒。
仙台加盟新選組所属隊士。
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明治元年9月中旬、仙台において新選組に加入。
蝦夷地に渡航しての初戦、
10月24日の七重村戦で、桑名藩の一隊は本道を守った。
味方は少人数であったが、敵の大群相手に壮絶な戦いを挑む。
多勢に無勢、次第に後退を余儀なくされ、
この時に被弾したが、幸い傍らにいた上官、
石井勇次郎に救われて九死に一生を得た。
治療のため、来援のフランス軍人に後送された。
被弾した傷が重傷だったため、病院での治療が長引き、
その後の新選組の戦闘記録からは姿を消す。
その後、
明治2年8月、東京送りとなり、島原藩御預けとなる。
翌3年1月に謹慎を解かれ、藩に使役した。
その際の記録が残っている。
島原藩知事 松平忠和
元新撰組付属岡邨亀太郎儀兼而預置
候処今般被差免候条於其藩可使役事
正月 兵部省
【元伊勢桑名藩卒】岡村亀太郎(おかむらかめたろう)【新選組隊士】
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