高仲 重次郎(たかちゅうしげじろう)
(天保12年~?)
戊辰戦争当時の変名を天野 十郎。
箱館編成新撰組会計方所属隊士。
元肥前唐津藩士、江戸の生まれ。
藩末の俸禄、現米36俵。
慶応4年3月3日、
藩旧世子長行(小笠原長行)が難を避けるため、
江戸深川の藩邸を抜け出したときに共をする。
4月1日会津での登城。7月1日、白石への移動と、
小笠原 長行の共をし、側に仕える。
奥羽列藩同盟が瓦解をはじめたことによる同月22日の
仙台行きにも同行した。
9月中旬、
仙台において新撰組に入隊し、
10月に蝦夷地へ渡航する。
10月24日の七重村戦闘に参戦。
首に傷を負ったが、軽傷で入院するまでには至らなかった。
明治2年5月15日、弁天台場で降伏謹慎。
津軽藩御預け後、東京送りとなって、
旧藩に引き渡される。
明治3年1月に許されて自由の身となる。
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