大石造酒蔵(おおいしみきぞう)
(?~慶応2年2月5日)
武州江戸出身。
新撰組隊士、大石鍬次郎の実弟。
一橋家附臣として上洛していた際、
祇園町において新撰組隊士、今井祐次郎と些細なことで口論となり、
今井祐次郎に斬殺される。
墓所は、
京都市下京区綾小路通大宮西入四条大宮町37の光縁寺にある。
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同寺の過去帳には、
大石造酒蔵源守仲 慶応二年二月五日
地料道具金壱両壱納穴代壱分二朱
新選組内 大石鍬次郎弟也
と記されている。
大石鍬次郎が実弟の大石造酒蔵の仇として今井祐次郎を付け狙い、
土方歳三が仲裁に入るというエピソードが残っているが、
真偽は不明。
大石家の跡目相続問題につき、
近藤勇、土方歳三は大石の親戚に鍬次郎を推挙するが、
大反対に遭い、結局は大石家は断絶となってしまう。