江川七郎(えがわしちろう)
(生没年未詳)
諱を助之(すけゆき)という。
江戸の生まれ。
箱館編成新撰組第二分隊所属隊士。
元徳川家御旗本本堂内膳家臣。
本堂家は、芝愛宕下の神保小路にあり、8000石の家格。
戊辰戦争に際して、旧幕脱走軍に加わり江戸を出奔し、
いずれかにおいて新撰組に加入した。
以後、箱館に渡り、箱館市中の取締、あるいは数度の戦闘に従軍した。
同年5月15日、守備を受け持っていた弁天台場で降伏謹慎となる。
津軽藩御預け後、
東京送りとなって名古屋藩に御預け替えとなる。
翌3年1月には兵部省より禁錮を解かれ、
その後、名古屋藩で使役のうえ明治5年6月に許されて自由の身となった。
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【徳川家家臣から新撰組へ】江川七郎(えがわしちろう)【箱館編成新撰組隊士】
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