池田 小三郎(いけだ こさぶろう)
(天保13年~慶応4年1月3日?)
小太郎。
武蔵江戸出身。
一刀流剣術。
新選組隊士。
元治元年10月、江戸での隊士募集に応じ、上洛入隊。
同年暮れの編成で、
五番尾形 俊太郎隊に配属される。
慶応元年春の新編成で、剣術師範に。
のちに伍長も務める。
翌2年9月の制札事件に参加。
事件後、金1000疋の恩賞を受ける。
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翌3年6月の幕臣取り立てで、
見廻組並御雇の格を受ける。
翌4年1月、
鳥羽伏見の戦いのさなか、
3日に伏見で戦死と御香宮の幕軍戦死者名簿に記録されるが、
永倉 新八は淀堤、
また近藤 芳助は
「剣術ニ達シ教授心得」
として千両松で、銃創死と記録している。
その一方で、
存命して江戸帰還後、
同年3月の甲州勝沼戦争に参戦した可能性もあり、
横倉 甚五郎は
「甲州ニテ手負、野洲坂戸ニテ死」
と記録している。