大沢源次郎(おおさわげんじろう)
(文政12年~?)
武蔵出身。
嘉永元年3月に家督を相続、
元治元年5月には見廻組勤方を仰せつけられ、
7月に上京。
天狗党制圧の為に敦賀にも出張している。
慶応2年6月に小十人組、
10月に陸軍奉行並支配となる。
大沢源次郎が謀反の容疑で捕らえられたのは、
渋沢栄一の談話や島田魁日記によれば、
慶応2年9月ごろとなるが、
実際は、10月か11月の出来事と考えられる。
新撰組が兵庫湊まで護送し、
江戸の評定所での取り調べの結果、
翌慶応3年9月11日に
「御目見以下小普請入逼塞」
の申し渡しを受ける。
罪状も謀反や薩摩人との親交ではなく、
十津川郷の物産開方に関したものではないかと推測される。
維新後の大沢源次郎の詳細については不明。
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【新撰組に捉えられた見廻組隊士】大沢源次郎(おおさわげんじろう)
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