異国橋跡(いこくばしあと)
(北海道函館市豊川町7番31号)
現在の十字街警察官派出所の所で、
この脇通りは明治中期まで掘割であり、
ここに橋が架かっていた。
栄国橋といったが、港中の築島が幕末に外国人居留地に指定されたため、
異国橋の称が生まれた。
土方 歳三は、この異国橋の傍で政府軍の弾丸に当たり、
落命と記す書がある。
土方落命の場所は他に、
「一本木」
とする説と
「鶴岡町」
とする説もある。
一本木は異国橋から約1.8キロ東にあり、
鶴岡町は両所のほぼ中間西よりの場所にある。
土方は、異国橋まで進出して奮戦。
一本木に引き返した所で、敵弾に倒れたとする書もある。
掘割は明治22年に埋め立てられたため、異国橋はなくなった。
〈スポンサードリンク〉
(Visited 2,775 times, 3 visits today)