今井 裕次郎(いまい ゆうじろう)
(天保15~慶応4年1月5日)
信州出身。
新撰組隊士。諸士取調役兼監察。
慶応元年4月、江戸で入隊する。
同2年2月に大石鍬次郎の実弟 造酒蔵(みきぞう)を、実弟とは知らずに殺害する。
この件で、仇を討とうとする鍬次郎と険悪になるが、
土方歳三が大石鍬次郎を戒めて事なきを得る。
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9月の三条制札事件に出動し、
宮川助五郎に手傷を負わせる。
同3年6月、
幕臣に取り立てられ、
見廻組並御雇の格を受けるが、
鳥羽伏見の戦いで淀において戦死する。
また別の説では、
受傷後、江戸帰還船の船中で死亡とも。
享年25歳。
墓所は、
東京都北区滝野川4丁目の寿徳寺外墓地にある。