尾関 弥四郎(おぜき やしろう)
(天保2年~慶応元年11月7日)
尾関弥兵衛とも。
大和高取出身。
新選組隊士。
勘定方。
尾関雅次郎の兄。
文久3年6月以降、
元治元年6月以前の入隊。
池田屋事件の際は、
土方隊に属して参戦し、
報奨金として15両を賜る。
同年暮れに作成された、
『行軍録』
では、
原田左之助の小荷駄雑具方として記載されている。
翌慶応元年4月には大阪に出張し、
新入隊士の募集に努めた。
慶応元年11月7日、
大坂にて病死する。
享年35歳。
墓所は、
弟の尾崎正次郎同様、
奈良県の光雲寺にある。